安室奈美恵にまで「反日」攻撃! 翁長雄志沖縄県知事を讃える声を封じ込める安倍応援団とネトウヨの愚劣 – めるも

安室奈美恵にまで「反日」攻撃! 翁長雄志沖縄県知事を讃える声を封じ込める安倍応援団とネトウヨの愚劣 – めるも

8月8日に亡くなった翁長雄志沖縄県知事の姿勢に、追悼と感銘の声が広がっている。本日11日に那覇市で行われた辺野古新基地反対集会にも7万人もの人が集まり、基地をつくらせないという意思をあらためて示すとともに翁長知事を追悼した。安倍政権による執拗な嫌がらせや報復にも屈せず、最後の最後まで、病魔を押して「辺野古に新基地はつくらせない」という公約を守ろうとしたその姿は、党派や政治性を超えて、心を打つものだった。ただ、驚いたのは、翁長知事の訃報に、芸能人までがきちんとした追悼のコメントを出したことだ。安倍政権による分断政策によって、ネットでは、翁長知事を少しでも評価しようものなら、たちまち安倍応援団やネトウヨから「反日」と攻撃され、炎上させられる状態になっている。ところが、何人かの芸能人はそれでも、ただの「お悔み」以上の、翁長知事の姿勢や功績を讃えるコメントを積極的に出した。たとえば、そのひとりが今年9月をもって引退を表明している安室奈美恵だ。安室は自身のホームページで、このように綴った。〈翁長知事の突然の訃報に大変驚いております。ご病気の事はニュースで拝見しており、県民栄誉賞の授賞式でお会いした際には、お痩せになられた印象がありました。今思えばあの時も、体調が優れなかったにも関わらず、私を気遣ってくださり、優しい言葉をかけてくださいました。沖縄の事を考え、沖縄の為に尽くしてこられた翁長知事のご遺志がこの先も受け継がれ、これからも多くの人に愛される沖縄であることを願っております。心から、ご冥福をお祈り致します〉また、同じく沖縄県出身のKiroroの金城綾乃もツイッターで〈翁長知事がお亡くなりになられましたね。県民のことを想い、声なき声に耳を傾け、尽力してこられた姿。忘れません。。心から、ご冥福をお祈りいたします。沖縄の未来が優しさで溢れますように。。〉と、ツイートした。また、20年近く沖縄に住んだ宮本亜門もツイッターに〈最後まで、全力で本気で生きて、違うものは違うと忖度せずに戦われた姿、一生忘れません。合掌〉と投稿。沖縄の人々のために最期まで尽くした翁長知事の仕事に感謝の言葉を綴った。沖縄に縁の深い芸能人たちがいかに、翁長知事の沖縄を守ろうとする姿勢に共感と感謝を抱いていたかが、うかがえるが、しかし、こういった言葉に対し、やはりネトウヨから中傷の声が飛び出した。たとえば、安室奈美恵に対してネット上ではこんな投稿が飛び交っている。〈安室反日かよ〉〈安室ちゃんは分かってないな~、翁長知事は中国の為に働いてるんだよ〉〈安室奈美恵は左翼か?(笑)〉〈安室はパヨだからあかん〉本サイトでも指摘しているように、翁長知事と中国が何か特殊な関係があるとするのは完全なデマであることがわかっている。いまだにそんなデマを使ってまで翁長知事を貶め、翁長知事を評価する声を抑え込もうとするネトウヨ連中の下劣さには辟易するが、それはともかく、こうした状況があるため、芸能人たちは表立って翁長知事に弔意を表すことすら難しくなっているのだ。実際、今回も勇気ある発言をしたのは、ごく一部だけで、芸能人やアーティストは沖縄出身でも、ほとんどは沈黙を守っている。それは、芸能人だけでなく、メディアも同様だ。8月9日放送『NHKニュース7』では、翁長知事死去への反応が報じられていたのだが、安室奈美恵のコメントを紹介するくだりで恣意的な編集がなされていたのだ。番組では、本稿でも先に引いた公式ホームページのコメントを紹介していたのだが、その文章を〈今思えばあの時も、体調が優れなかったにも関わらず、私を気遣ってくださり、優しい言葉をかけてくださいました。心から、ご冥福をお祈り致します〉と編集し、肝心な〈沖縄の事を考え、沖縄の為に尽くしてこられた翁長知事のご遺志がこの先も受け継がれ、これからも多くの人に愛される沖縄であることを願っております〉の部分を丸ごと消して放送したのである。これも、おそらく、安倍政権への忖度と安倍応援団からの攻撃を恐れてのことだろう。安倍政権のやり方に抵抗しているというだけで、現役の知事に対して「沖縄の事を考え、沖縄の為に尽くしてこられた」と評価することすらタブーになっているこの状況は、空恐ろしくなる。しかし、一方では、普段政治的なコメントをしない安室奈美恵のような芸能人が声をあげ始めたということは大きい。しかもバッシングの声に屈することなく、安室が沖縄県観光大使に就任することも発表された。最後の最後まで、辺野古の新基地建設撤回を求めてきた翁長知事が志半ばで亡くなったことは、今後の沖縄のことを思うと痛恨の極みだが、だからこそ私たちは翁長知事が行動で示し続けてくれた強い遺志を受け継がなければならない。(編集部)

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